交番にて

いろいろと考え事をしながら電車に揺られて帰ってきた。
電車を降りて居酒屋かなにかのチラシ配りの人を避けた時、カードが落ちていることを発見。
ちょっと迷って拾い上げる。

キャッシュカードだよ・・・。

Suicaだったら駅に届ければいいのだけど、仕方がない。
駅前交番に行く。
以前、お財布をひろって大変だったことを思い出す。
キャッシュカードをおいて「拾いました」とそのまま出ようとしたら「ちょ、ちょっと待ってください」と呼び止められる。
やっぱり・・・仕方ない。おまわりさんは「どこでひろったのですか?」と地図を持ってやってくる。
そこ20メートル駅にいったところなんだけど、地図で確認。
続いて書類を出し時計を見ながら「何分ですかね」と5分前の時間を言う。
いや、そこからまっすぐ来たから 1分もかからないって。
「では1分前にします」と書類に時間を記入。
続けて地図で番地を確認して拾った住所を書き込んでいる。
そしてやはり住所と名前と電話番号を聞かれる。
これがなんか抵抗があるよなぁ。
しかも、こういう時はめったに使わない戸籍名だよな。
それを書き込んだところでお巡りさんは顔をあげて「キャッシュカードは現金ではないので権利は発生しないんですよ」という。
いや、そういうつもりはありません。
ということで権利はないのに「放棄します」の項にサインを求められたのでサイン。
交番をあとにする。
どうして名前とか残すのだろう?
どこの誰ともわからない人が拾うとサインというのはどういうこと?
疑われたかしら(笑)。

夕方5時半くらいの出来事です。東京三菱銀行発行のキャッシュカードです。
京葉線の某駅です。おこころあたりのある方は交番へ。
あ、男性ですね。