だまされるな!

本日、携帯の契約をさせられた。

わけのわからないまま○MOBILEのデスクに連れていかれ座らされる。

私をそこに連行した人物は

「昨日説明は聞いていますから」

「契約者は彼女ですから」と言う。

そしてお店の人は契約書やら何やら書類を出してくる。

「こことここに今日の日付とサインをお願いします」

「ここに住所、生年月日、昼間の連絡先ですね」

「ここは引き落としのクレジットカードの番号をお願いします」

私はペンを渡される。

隣に座った人はじっと見ている。

わけのわからないままサインをする私。

いったい月にいくら支払うことになるんだろ?

契約したものを私は使うことができるのだろうか?

不安だ。

時計をチラリ、次の約束がある。

ここで確認をしている時間はない。

お店の人は免許証と学生証のコピーをとると言う。

免許証と学生証は通称を使用している関係で名前が違いますよと言いながら、のそのそと差し出す。

「備考欄に書いておきますね」と。

そして「今日は予約なので実物は28日以降にお渡しします」と言われる。

「これは本人でないと引き換えられませんか」と隣の人物がたずねる。

「そうですね、ご本人様でないと・・・」とお店の人。

そうだろ、それが当然だと私はうなずく。

しかし「28日にオレがとりに来たら、きっと渡してくれる」と契約書一式をさっとしまわれてしまう。

ほんとかいな?




一応、私は大学院に籍をおいている。

なので先日も某美術館に入館するにあたり学生料金ではいったのは事実である。

今度、友人と旅行するにあたっても学割を使う。

PCのソフトを購入するときもアカデミック。

高い学費を支払っているのだから、ささやかな恩恵ってもの。

だから私が学割の恩恵にあずかりながら契約者になるのもわかる。



しかし「いったいどういう契約なのよ〜?!」「学割だとどうなるの?そうでないときとの違いは?」お店をあとにしながら尋ねる。

「説明してわかるかなぁ」と夫。

そう言われると反論できない。

すでに使用中の携帯の料金プランを私は理解できていない。



悪い人物が好人物を装ってお年寄りとかを安心させる。

そして何か契約させてしまうときって・・・とふと考えてしまった。

気をつけよう。

自分の身は自分で守る。世の中についていくべし。頑張ろう!