知らなかった

 研究の本を読むのがちょっと億劫だと思って、めずらしく小説を手にとってみた。それも最近の売れ筋とか、SF、ハードボイルドといった類ではなく名作と言われているものを読んだ。まず最初はヘミングウェイの「老人と海」そして今読んでいるのはディケンズの「オリバー・ツイスト」である。これまでこういった本を読むことはあまりしなかった。これらの本を選んだ理由といえば、前者は書評、後者は救貧法時代のイギリスの貧困が書かれていると聞いたというだけである。しかし、正直にどちらの作品も面白い。時代を超えて読まれるものであるのがわかる気がする。グイグイと引き込まれて読んでしまった。さて次は何にしようかな。