読書記録−その6

 今日、読み終えたのはこの本。

不平等社会日本―さよなら総中流 (中公新書)

不平等社会日本―さよなら総中流 (中公新書)

 以前、読んだ「封印される不平等」に近い内容の本というか、その中の座談会に出ていた一人がこの本の著者である。調査統計をこのように解析した(?)云々という説明に全然ついていけない自分が情けなかった。統計も少し勉強しないとダメだと反省。私としては「努力をしても結果をだせない」という経験をしたこともある。そして障がいを持つ人のことを考えると結果をだせないのは努力が足りないから仕方がないのだとは思えない。本人の力によらない不利は社会のしくみで解決をしていくという著者の考えかたと考えを同じにする。