本の買い方

 本の買い方が以前と随分変わったなぁと思う。以前はスペースを気にして購入するのを我慢していた。図書館にリクエストをして借りて、本当に欲しいと思うものだけを買うようにしていた。近くに、通勤経路に大きな本屋さんがなかったというのもブレーキになっていたのだと思う。ところが、論文もどきを書こうと思うと手元に本がないと困ってしまうのだ。そして通学(通勤ではなくて)経路に大きな本屋さんまである。結局、購入するようになってしまいました。
 そして、買い方である。以前はせいぜい買っても2冊程度。それもハードカバーをまとめて買うことなんて贅沢できなかった。それが何冊も抱えてレジに行ってしまい、クレジットカードをさしだして「1回で」と言っている。こんなことをするようになってしまったと思っていたら、次はamazonさんを利用しはじめてしまった。本屋で買うと帰りは当然荷物が重い。でも重さを感じながら値段を感じることもできた。ところがamazonさんは重さも何もない。おそるべし「ワンクリック」。そしてクレジットカードを差しだすこともなく、数日後には宅配便で届く。郵便受けに不在通知を見ると、それが通販のカタログだろうとなんだろうとウキウキするのは私だけではないはず。お金を支払ったというのは、amazonのHPを見たときに、あなたの購入したものはナンボで売れますという文句を見たときに感じるだけ。
 こういう買いかた、「出世した」と思うか「いけない、いけない」と反省か?