よせばいいのに その2

ストレスがたまっているのか土曜日に本をまとめて買ってしまった。

研究関係の本がほとんどで友人が紹介してくれたものや、自分で目をつけておいたもの。

そして1冊だけ読みたかった文庫本。

クライマーズ・ハイ (文春文庫)

クライマーズ・ハイ (文春文庫)

一気に読んでしまった。

やはりすごい迫力だ。

目にうかんでくる。

一番驚いたのは物語のなかにあった御巣鷹山の記事だ。

おおよそ新聞の記事ではないと本文中にもあったけれど、

記者が書かずにはいられなかった文章がその光景を思い浮かばせる。

そして書くことで記者が精神的にもっている、そんな感じがした。

物語の構成も秀逸だと私は思う。