いまイチ

 正月から読んでいた本をようやく読み終えた。検屍官シリーズ15作目である。なんだかよくわからなかったというのが感想。私には登場人物が多すぎなのだ。加えて名前がファーストネームとファミリーネームの両方ででてくる(ただでさえカタカナの名前は覚えるのが苦手なのに・・・)。そして以前のシリーズで登場した人物も再登場する。舞台はアメリカのみならずローマにとぶ。きわめつけは段落にはわかれているのだけど同じ章のなかで舞台が変わる。段落変えが左ページのおわりにきていると、あれ?となる。結局、前のページに戻り読み直し、めくるときに1行あいていることを確認する。こうなると読んでいておもしろいわけがないのである。次を買うか考えてしまった作品である。
異邦人(上) (講談社文庫)異邦人(下) (講談社文庫)
 こんな本を読んで休みが終わってしまった。後悔・・・。