読書記録−その12

 専門書とにらめっこをすることが私にしては多く、肩の力をぬいてよめる本、たのしい本を読みたいなと思いながら本屋をぶらり。4冊ほど文庫を衝動買いする。そのうちの1冊がこれ。新井素子を知ったのは10代前半のことだった。以来、対談物とかは除いてほとんど全部読んできた。それで今日、本屋で見つけて即購入したわけである。これは本人も書いているけれど読書エッセイです。できるだけネタをばらさないようにという努力はわからなくもないが、正直に言って少々、くどかったです。でも時々ハッとする表現のある作家であることは変わらなくて、うれしかった。

素子の読書あらかると (中公文庫)

素子の読書あらかると (中公文庫)